日本ハムからFA権を行使した近藤健介選手の争奪戦が繰り広げられていますが、ソフトバンク近藤健介が誕生ですね。
近藤健介選手といえばやはりバッティングですよね。
毎シーズン3割以上の打率、2017年には打率.413(※ケガのため規定打席には到達していない)というバッティングは、プロ野球界でも頭ひとつ飛びぬけているような選手です。
2017年はケガのため53試合に出場
231打席打率.413
(パリーグ規定打席443打席)
そんな近藤健介選手を獲得するために、各球団かなりの大型契約を提示していました。
その中でも、ソフトバンクがかなり大きな契約を持って、その熱意を伝えたのが大きかったですね。
どれだけ稼ぐの?って言いたいぐらいにの夢ある選手です。
ここまで来るのにかなりの努力もあったと思いますが、その辺りを年俸の推移で見ていきたいと思います。
また、 打撃成績やプレーの特徴などを知ることで、近藤健介選手の素晴らしさというのがよくわかると思いますのでご覧ください。
- 【2023ソフトバンク】近藤健介の年俸とは!
- 近藤健介のこれまでの成績
- 近藤健介のプレーの特徴とは!
Contents
【2023ソフトバンク】近藤健介の年俸とは!
![年俸](https://takayan-well.com/wp-content/uploads/2022/11/24943391_s.jpg)
近藤健介選手に対してソフトバンクが提示した金額は、
最大6年35億円(出来高含む)
という、驚くべき金額。
単純計算でも、年に5億円を超える夢のある数字ですね。
プロ野球選手を目指す子供も増えますよホント!
ここまで評価されるまでにはいろいろ苦労もあったと思いますが、これまでの年俸をみることで成長が見えてきます。
それでは、近藤健介選手の過去の年俸を見てみましょう。
近藤健介選手年俸推移移
年 | 金額 | 球団 |
---|---|---|
2012 | 500万円 | 日本ハムファイターズ |
2013 | 600万円 | 日本ハムファイターズ |
2014 | 720万円 | 日本ハムファイターズ |
2015 | 1800万円 | 日本ハムファイターズ |
2016 | 4800万円 | 日本ハムファイターズ |
2017 | 4300万円 | 日本ハムファイターズ |
2018 | 5600万円 | 日本ハムファイターズ |
2019 | 1億円 | 日本ハムファイターズ |
2020 | 1億5000万円 | 日本ハムファイターズ |
2021 | 1億9500万円 | 日本ハムファイターズ |
2022 | 2億5500万円 | 日本ハムファイターズ |
2017年に一度下がっていますね。
2016年のシーズン、春季キャンプからのひざの故障やケガなどで、出場試合が80試合にとどまり打率も.267ということで少し減額となったもよう。
しかしその後、2017年からは右肩上がりで年俸もあがっていっています。
2022年には2億5500万円にまで達しており、2023年はソフトバンクとの大型契約で一気に倍へと伸びてきます。
その実力が年俸へとつながっていくと考えると、常に調子を維持しながら、技術面を常に磨いてきた努力家だということがわかってきますね。
近藤健介のこれまでの成績
![野球イメージ](https://takayan-well.com/wp-content/uploads/2022/11/baseball-field-1563858_640.jpg)
・日本ハムファイターズでの成績
年 | 打率 | 出塁率 | 試合数 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | .192 | .241 | 20 | 26 | 5 | 0 | 2 |
2013 | .152 | ..269 | 32 | 66 | 10 | 0 | 2 |
2014 | .258 | .295 | 89 | 264 | 68 | 4 | 28 |
2015 | .326 | .405 | 129 | 435 | 142 | 8 | 60 |
2016 | .265 | .337 | 80 | 257 | 68 | 2 | 27 |
2017 | .413 | .567 | 57 | 167 | 69 | 3 | 29 |
2018 | .323 | .427 | 129 | 462 | 149 | 9 | 69 |
2019 | .302 | .422 | 138 | 490 | 148 | 2 | 59 |
2020 | .340 | .465 | 108 | 371 | 126 | 5 | 60 |
2021 | .298 | .413 | 133 | 447 | 133 | 11 | 69 |
2022 | .302 | .418 | 99 | 325 | 98 | 8 | 41 |
通算 | .307 | .413 | 1014 | 3310 | 1016 | 52 | 446 |
年 度 | 打 率 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 四 球 | 出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
2013 | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
2014 | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
2015 | 3位 | – | – | – | – | – | – | – | 3位 |
2016 | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
2017 | – | – | – | – | – | – | – | 10位 | – |
2018 | 3位 | 8位 | 6位 | – | – | – | – | 3位 | 2位 |
2019 | 6位 | 10位 | 4位 | 6位 | – | – | – | 1位 | 1位 |
2020 | 3位 | 5位 | 1位 | – | – | – | – | 3位 | 1位 |
2021 | 5位 | 7位 | 1位 | 7位 | – | 9位 | – | 4位 | 3位 |
2つの表を見てもおわかりのように出塁率がかなり高いですね。
それには、近藤健介選手のプレーの特徴が関係しているんです。
近藤健介のプレーの特徴とは!
![野球場](https://takayan-well.com/wp-content/uploads/2022/11/野球場500.jpg)
それでは近藤健介選手のプレーの特徴についてお伝えさせていただきます。
並外れた選球眼
近藤健介選手の選球眼はプロ野球選手の中でもずば抜けています。
2015年は四球が59 三振が59と同じ数で、四球が三振の数を上回った選手というのは、ソフトバンクの中村晃選手だけなんです。
2019年は四球103三振81、2020年は四球89三振72と2年連続でリーグトップという数字です。
これには近藤健介選手の選球眼もそうですが、やはり冷静にプレーしているということがよくわかります。
近藤健介選手は3番打者として起用されることが多いですよね。
なので、きわどいところの四球を選ぶことで4番5番のポイントゲッターへとつなぐ野球をしているということです。
2ストライクからの際どいコースなどは、見逃すことも多いので三振するリスクもかなり高いです。
それでも、四球が三振を上回ると言うのは打率が示すようにバッティングセンスもピカイチだからですね。
バッティングセンス
近藤健介選手のバッティングセンスもかなりのものです。
次の表を見てください。
![近藤健介ストライクゾーン打率票](https://takayan-well.com/wp-content/uploads/2022/11/近藤健介ストライクゾーン打率.png)
この表を見ていただくと向かうように、ストライクゾーンでは内角高め以外は3割から4割を超える打率をマークしています。
外角低めのストライクゾーンが外れたボールは打率が低いですが、その他のストライクゾーンを外れたコースも全て3割以上というい打率なんですね。
一体どこに投げればいいんでしょう。
内角高めが苦手なようで、それを克服したら完璧ですね。
また、近藤健介選手はいろんな球種にも完璧に対応してきます。
球種 | 打率 |
---|---|
ストレート | .328 |
シュート | .364 |
フォーク | .163 |
チェンジアップ | .321 |
カットボール | .474 |
カーブ | .364 |
スライダー | .440 |
シンカー・ツーシーム | .320 |
この表を見ていただくとお分かりのように、近藤健介選手は極端にフォークボールが苦手ということがわかりますね。
しかし、その他の球種については全てが3割以上の打率をマークしています。
これって本当にすごいことですよね。
特に、カットボールとスライダーへの対応力は、抜群で4割以上の打率をマークしています。
相手キャッチャーとしてはどこに投げたらいいか悩むでしょうね。
外角低めに外れるフォークボール以外は、ほぼ全て3割以上打たれてしまうということです。
これだけのバッティングセンスと、冷静に自分のしなければいけないことをしっかりと見極める近藤健介選手が、FA権行使で争奪戦になるということも分かる気がしますね。
近藤健介のプロフィール
↑真ん中が近藤選手です。
名前 | 近藤 健介 こんどう けんすけ |
生年月日 | 1993年8月9日 |
年齢 | 29歳 2022/11時点 |
身長/体重 | 171㎝/85㎏ |
出身地 | 千葉県千葉市 |
高校 | 横浜高校 |
球団 | 日本ハム 2012~2022 |
守備位置 | 捕手 外野手 三塁手 |
投打 | 右投左打 |
まとめ
- 近藤健介選手の年俸は、6年35億円(出来高含む)という大型契約になりそうです。
- 近藤健介選手のこれまでの成績は、なんといっても出塁率ではないでしょうか。2017年から6シーズンに渡って出塁率4割を超えています。かなり凄い数字だと思います。
- 近藤健介選手のプレーの特徴は選球眼と、どんなコースでどんな球種であっても3割以上を誇る打率です。真ん中高めと、外角低めに外れるフォークボールは苦手みたいですが、もしそれを克服したら怖いものなしですね。
今回は近藤健介選手についてお伝えさせていただきました。
近藤健介選手が素晴らしいということはよく存じていましたが、こうやって表にして見てみるとどこがすごいところなのかというのがよく分かりますね。
まだ年齢は29歳ということなので、まだまだこれからビックの選手になっていくことと思います。
2023年の活躍も期待したいですね。
ありがとうございました。